藤沢市の粗大ゴミ(大型ごみ)の出し方|500円と1,000円の違い・曜日別の予約締切【2026年】

住まい・お金

引越しや大掃除で出た家具を、藤沢市ではどう捨てればいいのか。結論から言うと、数点なら市の「大型ごみ」収集がいちばん安く済みます。料金は1点500円で、たんすやソファーなど指定の16品目だけが1,000円です。

ただし、予約してから収集されるまでに時間がかかります。筆者も藤沢市で大型ごみを出したとき、予約から収集まで約1週間かかり、引越し前日に焦りました。2026年10月時点では、市の予約システムに「申し込みから収集まで最大2週間程度」と案内が出ています。引越しが決まったら、まず日程から逆算するのが失敗しないコツです。

この記事では、藤沢市の公式サイトと大型ごみ収集予約システムの情報(2026年10月21日確認)をもとに、料金の見分け方、曜日別の予約締切、持ち込み、市で回収しない品目までを整理します。

結論:引越しが決まったら3〜4週間前に予約する

藤沢市の大型ごみは予約制の戸別収集です。ネットとLINEの締切は「土日祝・年末年始を除いて数えた収集日の7日前」なので、カレンダー上は9日以上前になります。そこに混雑時の待ち時間が加わるため、余裕をみて動くのが安全です。

時期の目安 やること
引越しの3〜4週間前 捨てる物を決め、ネットかLINEで予約する(混雑時は収集まで最大2週間程度)
収集日の7営業日前の23時59分まで ネット・LINEでの申し込み締切(土日祝・年末年始は数えない)
収集日の3営業日前の17時まで ネットの締切を過ぎても、電話なら受け付けてもらえる
収集日の前日まで 納付券(シール)を買い、収集日と名前または受付番号を書いて貼る
収集日の朝8時まで 申し込んだ場所に出す。立ち会いは不要

※「3〜4週間前」は、公式の締切と混雑時の待ち期間から逆算した筆者の目安です。

料金は「500円」と「1,000円」の2種類

藤沢市では、いわゆる粗大ごみを「大型ごみ」と呼びます。1辺または長さが50cm以上2m未満のごみが対象で、手数料は1点・1束・1組につき500円です。このうち16品目は「特別大型ごみ」として1,000円(500円の納付券を2枚)になります。重さが100kgを超えるものは出せません。

区分 手数料 主な品目
大型ごみ 500円 布団(3枚まで1点)、カーペット・ラグ(1枚1点)、自転車、電子レンジ、掃除機、石油ストーブ、物干し竿(5本まで1点)
特別大型ごみ 1,000円 たんす、ソファー、ベッド、食器棚、書棚、机、スプリング入りマットレス、マッサージチェア など16品目

特別大型ごみの16品目は、たんす/ベッド・電動ベッド/ソファー/畳/食器棚/物置/机/流し台/サイドボード/門柱・門扉/浴槽/オルガン・電子オルガン等の鍵盤楽器(弦のないもの)/スプリング入りマットレス/書棚/温水器(2m未満)/マッサージチェア(100kg未満)です。

ソファーとたんすは1,000円になりやすい

一人掛けのソファーや小さなチェストでも、16品目に入るものは原則1,000円です。ただし、すべての辺が1m未満なら通常の大型ごみ(500円)として扱われます。申し込む前にメジャーで測っておくと、手数料を間違えずに済みます。

まとめて1点として数えるもの

次のものは、まとめて出すと1点分の手数料で済みます。

  • 布団・スプリングなしのマットレス・ベッドパッドなどの布団類:3枚まで1点
  • 網戸:3枚まで1点、障子・ふすま:2枚まで1点
  • 物干し竿:5本まで1点
  • ベッドとスプリング入りマットレス:1組で1点(特別大型ごみ1点分)
  • 電気こたつとこたつ板、ゴルフバッグとクラブ、スキー板とストック:それぞれ1組で1点

50cm以上でも大型ごみにしなくていいもの

傘、ほうき、モップ、スコップ、釣り竿、座布団、まくら、炊飯器、トースター、電気ポット、三輪車、ゴルフクラブ(6本まで)などは、50cm以上あっても不燃ごみとして出せます。予約も手数料もいりません。

50cm未満でも大型ごみになるもの

逆に、電子レンジ、掃除機(ハンディクリーナーを除く)、石油ストーブ、ミシン、プリンター、ビデオ・DVDデッキ、自動車やバイクのタイヤなどは、小さくても大型ごみです。迷う品目は藤沢市ごみ検索システムで調べられます。

曜日別・予約締切の早見表

ネット・LINEの締切は「土日祝・年末年始を除く収集日の7日前の23時59分」です。予約システムでは、水曜日の収集なら前週の月曜日が締切という例が示されています。同じ数え方で曜日ごとにまとめると次のとおりです。

収集日 ネット・LINEの締切(23時59分) 電話の最終締切(17時)
月曜日 前々週の木曜日 前週の水曜日
火曜日 前々週の金曜日 前週の木曜日
水曜日 前週の月曜日 前週の金曜日
木曜日 前週の火曜日 同じ週の月曜日
金曜日 前週の水曜日 同じ週の火曜日

※間に祝日がない週の場合です。祝日・ゴールデンウィーク・年末年始をはさむと締切が早まるため、最終的には予約画面の表示で確認してください。電話の締切は公式の例(月曜収集なら前週水曜)と同じ数え方です。

1回の申し込みは10点までです。申し込んでいない品目を当日に追加で出しても収集されないので、点数が増えたり減ったりしたら必ず連絡してください。

申し込みから収集までの流れ

1. 収集を予約する

  • ネット:大型ごみ収集予約システム(24時間受付。利用者登録をすると、あとから内容を変更できる)
  • LINE:藤沢市LINE公式アカウントのメニュー「ごみ」→「大型ごみ予約」(24時間受付)
  • 電話:藤沢市大型ごみ受付センター 0466-23-5301(平日8時30分〜12時、13時〜17時)

ネットやLINEで申し込めない品目もあり、その場合は電話での申し込みになります。予約後に届く確認メールは、収集が終わるまで保存しておきましょう。

2. 手数料を払う

市内のスーパー、コンビニ、各市民センターで「藤沢市大型ごみ等処理手数料納付券」(500円)を買い、収集日と、名前または受付番号を書いて品物に貼ります。はがれると収集されないため、ガムテープなどで留めておくと安心です。

2023年4月からはクレジットカードでの支払いもできます。この場合は納付券が不要になる代わりに、「収集日・受付番号・品目・金額」の4点を品物に油性ペンで書くか、はがき大以上の紙に書いて貼るか、支払い完了メールから印刷できる処理券を貼ります。キャッシュレスで支払った後は、キャンセルしても返金されない点に注意してください。

3. 収集日の朝8時までに出す

  • 戸建て:自宅の道路に面した敷地内、駐車場の道路側など、申し込んだ場所
  • 集合住宅:ごみ専用の集積所。「受付番号または氏名」と「収集日」を必ず書く
  • 雨の日も収集あり。ビニール袋や段ボールには入れず、そのまま出す
  • 家具の引き出しや扉の中は空にしておく
  • 収集は8時〜16時の間に順番に回るため、時間の指定はできない

急ぎのときはリサイクルプラザ藤沢へ持ち込める

収集日まで待てない場合は、自分で施設に持ち込む方法があります。ただし市は、災害や引越しなどで臨時にごみが出た場合を除き、原則として予約制の収集を使うよう案内しています。

リサイクルプラザ藤沢(北部環境事業所内)

  • 所在地:藤沢市桐原町23-1
  • 受付:平日 9時〜12時・13時〜16時、祝日 9時〜12時(土日・年末年始は休み)
  • 料金:大型ごみ1点500円、特別大型ごみ1点1,000円(現金・キャッシュレス可)
  • 問い合わせ:0466-45-4090

2025年9月4日の火災で止まっていた市民の持ち込みは、2026年5月1日から再開しています。混雑すると入場できず、道路での入場待ちもできないため、時間をずらして訪れてください。

リサイクルプラザ藤沢が受け付けるのは不燃系の大型ごみです。木製の家具や布団など可燃系のものは石名坂環境事業所の扱いになる場合があるため、持ち込む前に品目ごとに確認しておきましょう。また、市外で出たごみは受け付けていません。藤沢から引っ越す人は、転出前に処分を済ませておくと確実です。

藤沢市で回収しないもの

次の品目は大型ごみとして申し込めません。それぞれ決められた方法で処分します。

  • テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機:家電リサイクル法の対象。購入した販売店か指定引取窓口へ
  • パソコン:メーカーのリサイクル制度を利用
  • オートバイ・原付:メーカーのリサイクル制度を利用
  • ピアノ(弦を使うもの)、消火器、耐火金庫など:販売店や専門業者へ
  • バッテリーが外せない電動アシスト自転車:収集には出せないため、リサイクルプラザ藤沢へ持ち込む
  • お店や事務所から出るごみ:家庭ごみとしては出せない

充電式の小型家電は「危険ごみ・テープ類」の日に

2026年4月から、スマートフォン、充電式イヤホン、電動歯ブラシなど、リチウムイオン電池が外せない小型家電は「危険ごみ・テープ類」の収集日に出すルールになりました。電池が膨らんでいる製品は収集に出せないため、リサイクルプラザ藤沢へ持ち込みます(無料)。2026年5月からは、膨張した電池類に限り市役所本庁舎8階の環境総務課にも持ち込めます。

自分で運び出せないときは

大型ごみは、原則として自分で屋外の排出場所まで運び出す必要があります。高齢や障がいなどで運び出しが難しい場合、藤沢市は大型ごみを家の中から収集する「福祉大型ごみ収集」を行っています。対象や申し込み方法は、環境事業センター(0466-87-3912)に問い合わせてください。

家族や知人の手を借りられない場合や、量が多い場合は、次の章の確認点を押さえたうえで民間業者に頼むことも選択肢になります。

捨てる前に「譲る」という選択肢も

まだ使える家具なら、捨てずに譲る方法もあります。藤沢市は、不要になった物を地域で譲り合える「ジモティースポット藤沢辻堂店」を紹介しています。引き取り手が見つかれば手数料はかからず、ごみも減らせます。日程に余裕があるなら、大型ごみの予約と並行して試す価値があります。

民間の回収業者に頼むときの確認点

  • 許可を持っているか:家庭のごみを集めるには、市の「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要です。リサイクルプラザ藤沢への持ち込みを業者に頼む場合も、許可業者に委任状を渡す決まりになっています。
  • 見積もりを書面でもらう:金額、作業内容、追加料金の有無を、作業の前に書面や画面で確認します。
  • 「無料回収」の巡回車に注意:藤沢市も廃品回収業者とのトラブルについて注意を呼びかけています。

トラブルになったときは、消費者ホットライン(188)に電話すると、最寄りの消費生活相談窓口につながります。

よくある質問

雨の日でも収集してもらえますか?

雨の日も収集されます。ビニール袋や段ボールに入れず、そのまま出してください。

納付券を貼り忘れたらどうなりますか?

納付券が貼られていないと収集されません。気づいた時点で大型ごみ受付センター(0466-23-5301)に相談してください。

スプリングの入っていないマットレスはいくらですか?

スプリングなしのマットレスは布団類の扱いで、3枚まで1点(500円)です。スプリング入りマットレスは特別大型ごみ(1,000円)になります。

一度に何点まで出せますか?

1回の申し込みにつき10点までです。それ以上ある場合は、収集日を分けて申し込みます。

収集に立ち会う必要はありますか?

通常の収集では立ち会いは不要です。収集は8時〜16時の間に順番に行われ、時間の指定はできません。

まとめ

藤沢市の大型ごみ、押さえておきたい4点

  • 料金は1点500円。たんす・ソファー・ベッドなど16品目は1,000円(すべての辺が1m未満なら500円)
  • ネット・LINEの締切は、土日祝を除いた7日前。混雑時は収集まで最大2週間程度かかる
  • 急ぎならリサイクルプラザ藤沢へ持ち込める(平日と祝日の午前、市外のごみは不可)
  • 家電4品目・パソコン・バイクは市では回収しない

引越しの準備は、荷造りより先に大型ごみの予約を済ませておくと、最後の数日がぐっと楽になります。

藤沢から近くの市へ引っ越す人へ

粗大ごみのルールや料金は市ごとに違います。藤沢市内で出たごみは藤沢市のルールで処分し、引越し先では新しい市のルールに切り替わります。茅ヶ崎・平塚・鎌倉の出し方は、それぞれ次の記事にまとめています。


出典・参考(2026年10月21日確認)
・大型ごみ・特別大型ごみの分類と出し方|藤沢市
・大型ごみ収集予約システム|藤沢市興業公社
・リサイクルプラザ藤沢への持ち込みについて|藤沢市
・資源とごみの収集日程カレンダー(令和8年4月からの変更点)|藤沢市
・一般廃棄物処理実施計画(福祉大型ごみ収集)|藤沢市
・藤沢市ごみ検索システム

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