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なお|茅ヶ崎在住20年以上。湘南エリアの暮らし・住環境を地元目線で記録する「湘南リアル」を運営。海岸近くに住んでいると気づけば海沿いを歩くのが習慣になっていて、最近は海岸清掃や地域のイベントをのぞくことも増えました。
茅ヶ崎に住んでいると、気づけば海沿いを歩くのが習慣になっていました。
朝の砂浜は気持ちがいい。ただ、波打ち際を歩きながらいつも気になっていたのが、足元に転がっているペットボトルのキャップや、砂に半分埋まったプラスチックの破片でした。「いつかちゃんと拾う側にも回ってみたい」とずっと思っていて、先日ようやく、湘南エリアのビーチクリーン活動に一人で参加してきました。
[写真:早朝の湘南海岸/波打ち際と松林を入れた横位置]
結論から書くと、参加してみて本当によかったです。ただ、参加前は「一人で行って浮かないかな」「持ち物はどうする?」「申し込みって必要なの?」と、地味に気になることが多くて、ネットで調べても情報がバラバラでした。
この記事では、これからビーチクリーンに参加してみたい方に向けて、当日のリアルな雰囲気、服装の失敗談も含めた持ち物リスト、そして拾った海ゴミの中身まで、写真付きで正直に記録しておきます。
📖 目次
- 湘南のビーチクリーンは一人参加でも浮かない?
- 初心者向け|団体の探し方と申し込み手順
- これだけは持っていこう|おすすめの持ち物と服装(失敗談あり)
- 【体験レポート】当日のスケジュールとゴミ拾いの様子
- 参加して分かったメリットと、気をつけるべき注意点
- まとめ|週末は湘南で気持ちのいい朝活を始めよう
湘南のビーチクリーンは一人参加でも浮かない?
結論から言うと、おひとり様での参加は全く問題ありませんでした。むしろ、一人で来ている人がかなり多くてホッとしたくらいです。
私が参加した日の集合場所には、開始15分前の段階で30人ほどの方が集まっていました。ざっと見た感じ、半分以上は一人参加の方で、思ったより女性の一人参加が多くてちょっとホッとしました。夫婦や友人同士のグループが数組、家族連れが2〜3組、あとは常連っぽい年配の方がちらほら、という感じ。茅ヶ崎に長く住んでいても、こういう地域の活動に初参加する時は妙に身構えてしまうものです。「常連さんばかりだったらどうしよう」という感覚、なんとなく分かりますよね。
受付に並んでいる間に隣の方と少しだけ会話しましたが、「藤沢から自転車で来た」「会社の自己啓発も兼ねて月一で来ている」など、皆さん理由はバラバラ。
正直に言うと、歩き始めた最初の5分くらいは「みんな慣れてそうだな……やっぱり帰ろうかな」と少し思っていました。でも10分も経つと、周りの参加者もそれぞれ自分のペースで黙々と作業しているのが分かって、気づいたら自分も波打ち際を歩きながら夢中でキャップを拾っていました。
[写真:集合場所の様子/参加者の後ろ姿で個人が特定されないアングル]
個人的に良かったのは、「人と話さなくても気まずくならない」ところです。ヨガ教室や登山サークルだと、ある程度コミュニケーションを取らないと進まない場面もありますが、ビーチクリーンは「ひたすらゴミを拾う」という共通目的があるので、無言で作業していても全く浮きません。むしろ自分のペースで波の音を聞きながら砂浜を歩ける時間が、想像以上に贅沢でした。
初心者向け|団体の探し方と申し込み手順
湘南エリアでビーチクリーンを開催している団体は、思った以上にたくさんあります。私もネットで探すまで知らなかったのですが、海岸ごと・地域ごとに、それぞれ独自の活動が動いています。
どこで情報を探したか
私が実際にチェックしたのは、主に以下のルートでした。
- かながわ海岸美化財団のウェブサイト(神奈川県の海岸美化を担っている公益財団。県内のクリーン活動情報がまとまっています)
- 茅ヶ崎市・藤沢市・鎌倉市の市公式サイトの環境ページ(自治体主催・後援のイベントが告知されています)
- InstagramとXのハッシュタグ検索(「#湘南ビーチクリーン」「#江ノ島クリーン」など。直近の開催情報は実はSNSが一番速い)
- 湘南エリアのNPO・市民団体(江ノ島の「NPO法人海さくら」など、毎月定例で開催している団体もあります)
個人的におすすめなのは、最初はSNSで直近の開催情報を拾う方法です。月一定例の大きなイベントから、数人〜十数人の小さな朝活的な集まりまで、頻度も規模もバラバラなので、まずは雰囲気がよさそうなものを選ぶといいと思います。
事前申し込みが必要?それとも飛び入りOK?
これは団体によってかなり違いました。私が調べた範囲だと、ざっくり次のパターンに分かれます。
- 事前申し込み必須:人数把握・道具準備・保険加入のため、フォームから事前登録が必要なケース。企業主催や大規模イベントに多い印象。
- 申し込み推奨だが当日参加もOK:定例の市民団体に多いパターン。事前に名前を伝えておくと当日の受付がスムーズ。
- 飛び入り完全OK:「時間に集合場所に来てくれればOK」というゆるい運営。早朝の小規模な活動に多い。
初めての場合は、雰囲気を確認しやすい「申し込み推奨」タイプを選ぶのが無難でした。私が参加したのもこのタイプで、事前にメールで「初参加です」と伝えておいたら、当日の受付の方が声をかけてくれて、軍手とトングの場所を案内してくれました。
これだけは持っていこう|おすすめの持ち物と服装(失敗談あり)
事前にネットで「ビーチクリーン 持ち物」と検索したのですが、団体によって配布物が違うので、実際に行ってみるまで何を持参すべきか分からないところもありました。私の参加した団体での実例をベースに、必須・あると便利・服装に分けて書いておきます。
団体側で貸してくれたもの
- 軍手
- トング(火ばさみタイプ)
- ゴミ袋(45リットルの大きいもの)
- 分別用の小箱(ペットボトル・カン・タバコ用など)
つまり、手ぶらで行っても作業はできます。ただ、持参した方がいいものもありました。
自分で持っていったもの・あると便利だったもの
✅ 飲み物(500mlのペットボトル1本以上。1時間でも汗をかきます)
✅ タオル(汗拭き+砂を払う用に1枚)
✅ ウェットティッシュ(手を拭いたあとが砂でジャリジャリになるので必須)
✅ 日焼け止め(晴れた日の砂浜の照り返しは想像以上)
✅ 帽子・サングラス(朝でも反射光がかなり強い)
✅ 小さめのリュック(手提げだと作業中に邪魔になる)
✅ 使い捨てカイロ/薄手のウィンドブレーカー(冬・春先は海風が刺さるように冷たい)
服装の失敗談|履いていく靴で全部決まる
これは正直に書きます。私の最初の失敗は、普段履きのキャンバススニーカーで行ってしまったことでした。
砂浜って、見た目以上にサラサラしていて、歩き始めて10分でスニーカーの中に細かい砂がしっかり入り込みます。靴下越しでも足の裏に砂がへばりつく感触があって、作業中ずっと気持ち悪かったです。終わったあと、靴を逆さにしたら砂がパラパラパラと小さな砂時計みたいに落ちてきました。
[写真:砂が入って白くなったスニーカーの写真/作業後の足元アップ]
2回目以降はスポーツサンダル(つま先がカバーされているタイプ)に切り替えました。これが正解で、砂が入っても歩きながら払えるし、最後に水で流せばすぐ綺麗になります。クロックスタイプでも代用できると思います。
もう一つ失敗したのが、黒のTシャツを着ていったことです。砂浜は白っぽいので、座った瞬間にお尻に砂が付いて目立つし、汗をかいた背中にも乾いた砂が貼り付いて、全部目立ちました。これも次回からはグレーかカーキにしようと反省しました。
まとめると、服装は次のようなイメージです。
- 動きやすい長ズボン(短パンだと小枝や貝殻で脚が傷つくことがある)
- 長袖か、日焼け対策のアームカバー(曇りでもUVは強い)
- 濃すぎない色のトップス(白すぎず、黒すぎず)
- スポーツサンダル or 古いスニーカー(汚れてもいいもの)
【体験レポート】当日のスケジュールとゴミ拾いの様子
ここからが本題です。実際の流れと、何を拾ったかを写真とあわせて記録しておきます。
8:30|集合・受付
集合時間は朝8時半でした。早起きが必要ですが、湘南の朝は空気が違います。海に近づくにつれて、潮と湿った海藻が混じったような匂いがして、それだけで「来てよかった」という気分になりました。これだけでも来た価値はあったと感じました。
受付では名前を伝え、配布物の軍手・トング・ゴミ袋を受け取ります。軍手をはめた瞬間、少し生臭い磯の匂いがしたのは多分、何十回も使われているから。それが嫌じゃなくて、むしろ「この軍手も何回も海岸を歩いたんだな」という気分になりました。スタッフの方からその日のゴミの分別ルール(可燃・不燃・ペットボトル・カン・タバコの吸殻)と、注意事項(針・釣り針・割れたガラスは素手で触らない)の説明がありました。
[写真:受付風景/配布された軍手とトングの俯瞰]
8:45|開始|歩きながらひたすら拾う
合図とともに、参加者がそれぞれ砂浜に散らばっていきます。決まったルートはなく、自分のペースで気になるエリアを歩いて拾うスタイルでした。風に混じって日焼け止めの匂いがして、隣を歩いていた方がもう手慣れた様子でトングを構えているのを横目に、私はとりあえず波打ち際に向かいました。
歩き始めてすぐに気づいたのが、「遠目には綺麗に見える砂浜も、しゃがんでみると驚くほどゴミがある」ということです。
1時間で拾ったゴミの中で多かったのは、こんなものでした。
- ペットボトルキャップ(圧倒的に多い。色が鮮やかなので砂の中でも見つけやすい)
- マイクロプラスチック(直径5mm以下の細かい破片。元は何だったか分からない色つきの粒)
- タバコの吸殻(フィルター部分が砂に半分埋まっているパターンが多い)
- お菓子の包装フィルム・キャンディーの個包装
- 釣り糸・釣り針(針は危ないので、見つけたら声をかけてスタッフに渡す)
- 漁網の切れ端(緑や青の細いナイロンの繊維)
- 花火の燃えカス(特に夏明けに多いとのこと)
- 流木に絡まったビニール紐
[写真:拾ったゴミの分別後の様子/キャップ・吸殻・マイクロプラを並べた俯瞰]
個人的にショックだったのは、マイクロプラスチックの多さでした。1メートル四方の砂を手でかき分けるだけで、米粒大の青やピンクの破片が10個以上出てきます。元はストローだったのか、ボトルだったのか、もう分からない。「分解されているように見えるけど、実はずっとそこに残り続けている」という海洋プラスチック問題のリアルさを、現場で初めて体感しました。
10:00|終了・分別作業
1時間半の作業が終わったら、回収場所に集まって分別作業です。「ペットボトル」「カン」「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「吸殻」「危険物(針・ガラス)」に細かく分けて、それぞれの袋に入れていきます。
この分別がけっこう細かくて、「ビーチクリーンの本番は実は最後の分別」と言われている意味が分かりました。スタッフの方が手際よく仕分けしてくれるので、初参加でも迷うことはありませんでした。
[写真:分別後のゴミ袋が並んだ様子]
最後に集合写真を撮って解散、という流れでした。所要時間は受付からトータルで約1時間半。「思ったより短かった」というのが正直な感想です。
参加して分かったメリットと、気をつけるべき注意点
メリット|想像以上に「朝活」として優秀
参加してみて分かったのですが、ビーチクリーンは「環境貢献」という側面以上に、朝の過ごし方として優れていました。
- 達成感が目に見える:1時間でゴミ袋がパンパンになるので、頑張った成果が物理的に分かる
- 朝の海風と波の音:在宅ワーク中心の生活だと、自然光と外気を浴びるだけで体調が整う
- 軽い運動になる:しゃがむ・歩く・拾う、を繰り返すので、終わったあとは適度に疲れていて、その日の夜はぐっすり眠れた
- 湘南エリアの新しい顔ぶれに出会える:地元の常連参加者と少し話すだけで、地域への愛着が深まる
注意点|事前に知っておきたい4つのこと
⚠ ビーチクリーン参加前のチェックリスト
① トンビに食べ物・光るものを狙われる:湘南海岸はトンビが多く、おにぎりやサンドイッチを持って歩くと上から狙われます。私も終了後にコンビニで買ったおにぎりを開けようとして、頭上をかすめられました。食べ物は屋根のある場所で。
② 風と日差し対策は通年で必要:海岸は遮るものがないので、夏は日射、冬は北風が想像以上にきつい。
③ トイレの場所を事前確認:海岸の公衆トイレは数が限られています。集合場所近くの公園トイレの位置を事前に地図でチェックしておくと安心。
④ 駐車場は早朝でも埋まる:週末は朝8時で満車のことも。電車+徒歩か、自転車での参加がおすすめ。
まとめ|週末は湘南で気持ちのいい朝活を始めよう
湘南エリアのビーチクリーンに一人で参加してみて、最初に持っていた不安はほぼ全部、杞憂でした。
- 一人参加でも全く浮かない(むしろ多数派)
- 道具は団体側が貸してくれるので手ぶらでもOK
- 所要時間は1時間半ほどで、朝の時間を有意義に使える
- 普段は気づかない海岸ゴミのリアル(マイクロプラ・釣り具・キャップ類)を体感できる
湘南の海は、住んでいる人にとっても、訪れる人にとっても、なくてはならない場所です。その海を一日だけでも少し綺麗にできた、という小さな手応えは、何かを買って得る満足感とは違う種類のものでした。
朝活として、地域とのつながりとして、あるいは単に「海の近くで気持ちのいい時間を過ごす理由」として、ビーチクリーンはおすすめです。次の週末、湘南の海岸を歩く予定があれば、ぜひ調べてみてください。
[写真:作業後の朝の海岸/拾ったゴミ袋を持って後ろ姿で]
参考・関連情報
・公益財団法人 かながわ海岸美化財団
・環境省|海洋ごみ・海岸漂着物対策
・茅ヶ崎市公式サイト
・藤沢市公式サイト
・鎌倉市公式サイト
※本記事は筆者の参加体験に基づくものです。各団体の開催情報・申込方法は変更される場合があるため、最新情報は各主催団体の公式サイトをご確認ください。
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